易食研究所

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肺機能改善にβーカロチン


 最新の研究で、血中のβーカロチンの水準が高い人は肺機能がよいことと、βーカロチンとビタミンEは喫煙者の肺を保護する作用もあることが分かった。ただし、βーカロチン、ビタミンA,C,E等の栄養素では喫煙者の肺ガンを患うリスクを減らすことはできないことも研究で明らかとなった。
 この最新の報告は<胸腔>誌に掲載されたもので、研究対象は1194名の20歳から44歳の成人である。
 血中のβーカロチンの水準が高い人は、これからの八年間では、強制呼気量の低下が少なく、毎日20本以上タバコを吸っていても、血中のβーカロチンとビタミンE水準が高ければ、肺機能の退化を緩めていることも発見された。
 この報告はフランスの衛生医学研究所のアメラ・ガイナゴ氏によるものである。同氏によると、研究結果では喫煙者も非喫煙者も、日常の飲食で十分な野菜と果物を摂取すべきだということがわかった。通常、30歳以降、肺の機能が弱くなるが、健康な飲食は肺の若さを保つ事ができる。もちろん、禁煙はベストの選択であるとも同氏は指摘した。
 βーカロチンはフリーラジカルに対抗し、肺機能を保護する。ニンジン、サツマイモ、カボチャなどのオレンジ色の野菜、果物にはβーカロチンが多く含まれている。

 

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