魚で情緒を改善
アメリカの公表した最新の研究結果は、魚に含まれているωー3脂肪酸は、心臓を健康にするだけでなく、個人の生活習慣や情緒、性格を穏やかにする作用があることを示した。
アメリカのピッツバーグ大学の研究者は、3月3日のアメリカの心身健康協会の年会で、血液中のωー3多価不飽和脂肪酸の含有量が低い人は興奮しやすく、未来に対して消極で、軽あるいは中度のうつ症状があらわれ、血液中のωー3多価不飽和脂肪酸の含有量が高い人はおとなしく、心の平静を保てるという結果を公表した。
今までの研究では、血液中のωー3多価不飽和脂肪酸の含有量が低いこととうつ症、両極性の精神の乱れ、精神分裂症、薬物の乱用、注意力散漫などの臨床症状とが関係していることがわかっていたが、健康な人の情緒との関係への研究は少ない。
戻る
Copyright (C) Toujyou.com. All Rights Reserved
|