脳卒中の2割が認知症
香港中文大学の脳卒中に対する研究から、2割の患者が認知症を罹患している事がわかった。香港は毎年新たに一万4千人の脳卒中患者が発症し、2800人が認知症になっている。
普段は、手足の無力化や麻痺などが脳卒中の兆しであると認識されているが、実際にうつ、妄想、おちこむ、感情変化の稀薄等の場合、手足の麻痺がなくても、脳卒中の可能性があり、注意が必要ということである。
脳卒中後の認知症は突然発生し、患者の計画能力、判断力、問題を解決する能力及び思考能力に明らかな障碍が現れ、再び脳卒中が発生すると、能力の退化がエスカレートする。脳卒中の再発の予防は大変重要である。
研究によると、脳卒中前に、知力が低く、重い脳卒中、脳の萎縮、脳動脈の影響を受けた人などが脳卒中後の認知症になりやすい。
また、血管緊張素転化剤や利尿剤をつかえば、この認知症の発症率を低下させることが可能であり、血糖値、血圧、コレステロール値、喫煙などの抑制も予防につながる。
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