易食研究所

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アーモンドのカルシウム


 アーモンドは栄養素が非常に豊富な木の実であり、豊かな不飽和脂肪酸、ビタミンとカルシウム、鉄などのミネラルが含まれている。
 ヒマラヤ山脈の住民の平均年齢は90〜100歳であり、この長寿と彼らがアーモンドを多く食べる事は関係があるということが研究で発表された。アメリカのターフズ大学のフズイ・ブロブク博士は、アーモンドの長寿の原因として、豊富な不飽和脂肪酸とビタミンEが含まれている以外に、セレンの含有量が多いこともあげた。
 アーモンドのセレンの含有量は木の実の中では最高峰に位置している。セレンは強い抗ガン力をもつミネラルであり、しかも体内の病気を誘発する鉛、水銀、カドミウムなどを、体内から排出する作用があり、天然の解毒剤とも言われている。アーモンド中のセレンはビタミンEと結んで体内の遊離基を除去し、病気の予防と抗老衰の作用がさらに強くなる。この効果がアーモンドと長寿が関係する原因である。
 そのほかにも、アーモンドはカルシウムの含有量も高く、100gのアーモンドのカルシウム含有量は100gの牛乳の2倍になっている。
 現在、世界中のアーモンドは80%がアメリカのカリフォルニア産であり、直接食用できる。これは中国の小さいアーモンドとは違い、栄養価値がさらに高い。
 週二回、一回30g程度の量を長期間食べ続ければ、心臓病のリスクは50%低下すると言われている。
 アーモンドの茶色皮は、抗酸化成分の含有量が極めて高く、食べるときには剥かない方が良い。

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