易食研究所

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日本易食研究所 主宰      

◇飲食養生法◇
飲食養生法は字を読んでの如く、飲食を通して、その食物の持つ独特の効能を、最大限に利用し
(漢方薬を加えたりした、薬膳のことです)、
体の中の栄養、陰陽のバランスを取ることで、それにより病気の予防、治療を行うものです。

中国で最初の薬を記載した本である「神農本草経」は、薬草以外に、食べ物の効能も相当量記録しています。
これが中国で有名な「医食同源」という言葉の元とも言われています。
この本にはたとえば、百合、棗、葡萄、クルミ、赤小豆、山芋、蓮の実、蜂蜜、陳皮(蜜柑の干した皮)などの
使い方や効果などが書かれています。
中国唐代の著名な医学家である孫思邈はその著作である「千金方」の中に
「治療がほしければ、先に食療を行い、食療でも癒せなければ、薬を用いよ」と述べていました。
中国唐代以来、食物、食療に関する書物は多く書かれており、現在でも、百数十種が残っています。
これらが現代の飲食で養生をするための大変貴重な資料になっています。
飲食養生法が人間に対して、最も良いのは、体の中の臓腑(各種内臓器官)に傷を付けないことです。
しかも治療から滋養にまで及んで、病気防止と延年益寿(長寿不老)の効果を得ることができるのです。

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