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2014年の運勢予測(一)


2014年の干支は甲午である。

占いでは、毎年の立春より、新しい一年が始まる。干支壬辰年の立春は2014年2月4日の6時3分(四柱推命発祥地の中国での時間)で、そのときから、旧暦では癸巳年から甲午年になる。

立春の日は、甲午年の一年の象徴で、その一年(2014年2月4日の6時3分から2015年2月3日の24時まで)の運勢を物語る。

それに基づいて計算される四柱は下記の通りである。

年柱 月柱 日柱 時柱

甲午 丙寅 丙午 辛卯

四柱から見れば、甲は五行の木に属し、午は丙とともに火に属し、寅と卯は木で、辛は金に属する。今年の四柱には五行の土と水はなく、バランスが崩れているが、年柱、月柱、日柱はいずれも相生になって、融和状態になっている。

その中で、木、火が強い状態で、相生の効果を生み出す。逆に、金は大変弱く、土と水は隠されている。

この年の特徴は、西側の陣営の弱みが露呈され、しかもさらなる孤立無援の状態に陥り、無力である。なぜなら、今年は、四柱で西を象徴する金が、時柱にしかなく、土はまったくなく、応援する仲間がいないのである。

しかも、裏にある南側の国が強気になり、アメリカやヨーロッパの言うことはまったく無視され、東陣営の国の提携もあり、一躍主役になる年でもある。

東陣営は相当強がる一年になる。但し、東北に位置する北朝鮮、日本は、午年には国際的な出番がなくなる可能性が高い。今まで注目されていた北朝鮮はおそらく世界的な話題がなくなり、国内の問題を解決するので一杯になるだろう。日本も同じく、2013年に世界で注目されていたが、午年に変わると、表にでる話題がなくなってしまうおそれがある。それは国内の情勢にけん制され、多くの課題に直面するからだ。

また、日米同盟にひびが入り、韓国との関係もさらにおかしくなるだろう。もともと、日本はアメリカの味方であるが、アメリカは表では日本と同盟しても、自国の利益を最優先にする国であり、日本から甘い汁を吸ったあとで、必要なときに捨てることになるだろう。

その他、日本と中国の対立もかなりの劣勢になり、120年前の甲午年の日本の強さは見かけられない。そのため、日本は対外政策の調整が必要かもしれない。

但し、南側の国は日本と提携を進める可能性がある。それを発展させるのは、日本に最もよい方向である。なぜなら、南米、インド、オーストラリアやニュージーランドなどの国は日本の味方になる可能性が、東南アジアより高いからだ。

一方、中国は強運に恵まれ、アメリカに匹敵する世界二強になる可能性が高くなる。国内の経済発展の勢いが退いても、強運で、たいした問題は発生しないだろう。

また、ロシアやカナダ、さらにはアメリカまで、中国と仲良くし、対立があっても、提携を更に進めるだろう。

ヨーロッパは2013年に一度景気が回復したが、2014年になるとまた下降気味になり、再び不振になる恐れがある。

 

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