食物繊維のガン予防効果
前世紀60年代から、大量の食物繊維を食用することで結腸ガンを予防できるという考えが広がっていた。しかし、最近の研究では、こういった飲食には作用がないことがわかってきている。
<アメリカ医学協会雑誌>の最新の論文によれば、食物繊維が豊富である穀物、野菜、果物などを多く食べている人達は結腸ガンの罹患率が確かに他の人より低いが、他の要素を含めて考えると、関係はごく小さいのである。この研究は、今までの食物繊維に対する認識を打ち破った。
食物繊維が結腸ガンに効果があるという考えは、1960年にイギリスの医者ダンニス・バガイトが最初に提出した。彼はアフリカで仕事した際に、結腸ガンの患者の比率が低いことを発見し、この原因が地元の食事に多くの食物繊維が含まれていたためだと考えた。
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