中国河南省に抗ガンの樹

　中国河南省の林業庁よると、河南省北部の焦作市内に珍しい野生のイチイ約千株が発見された。
このイチイは標高１０００Ｍ以上の谷に生え、太いものは直径が２０〜３０センチがあり、樹齢１００年以上と言われている。
　イチイは絶滅に瀕した植物で、第三紀から生き残った植物でもあり、２５０万年の歴史を持つ。イチイが大きくなるには１００年〜２５０年かかり、現在まで、中国河南省ではわずか７０株しか発見されていなかった。
　イチイは卵巣ガン、睾丸胚胎ガン、乳腺ガンに対する特効な抗ガン薬物であるタキシオル（taxol）が抽出できるため、大変な貴重な植物である。

　

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