年に４００本のたばこを吸うと肺ガンリスク大

　たばこが肺ガンを誘発する原因であることは周知のことが、いったいどれぐらいのたばこを吸うとガンになるのか。専門家は、年に４００本以上のたばこを吸うと、肺ガンになるリスクが大きく増えるという答えを出し、こういった人は半年に一回のレントゲンで専門の検査を受けた方がよいと指摘した。
　上海の肺腫瘍臨床医学センターの主任周允中教授は、年に４００本以上の喫煙量があると、発ガン物質は肺で循環して残留する。そして、過度の疲労や栄養不良、或いは免疫力の低下などの外界の作用によって肺ガンが誘発される。肺ガンが発生したときには、咳に現れ、注意を引かず、検査もされないことが多い。このため、臨床で肺ガンを発見したときは、すでに中期か末期であることが多く、治療が難しくなる。公開された統計によると、肺ガン患者中に、手術を受けられるのはわずか２５％で、５年の生存率が７〜１０％になっている。
　年喫煙量が４００本以上の人、局部的に経常性肺炎がある患者、肺結核を患ったことあり、斑が消えない人は、肺ガンの予備軍と言われている。専門家は半年毎に一回専門の検査を受け、ガンの前兆を見つけ、未然に防くことを提案している。

　

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