コレステロール低すぎると不健康
コレステロールは冠状心疾患、脳血管疾患、動脈硬化などの原因といわれ、近年コレステロールを拒否する傾向が強くなっている。
しかし、最近の研究では、体内のコレステロールが低すぎると老衰、ガン、鬱症などを促進することを示した。
人体の正常な発育にはタンパク質、脂肪、炭水化物が不可欠だが、コレステロールは脂肪類に属する細胞膜の重要成分であり、細胞機能の維持に重要な作用を果たしているのだ。また、新陳代謝の原料でもあり、老衰を予防する重要な物質で、体内の各種のホルモンの原料にもなる。そのため、コレステロールが少なくなると基本的な生理代謝と生命の維持ができなくなる。
コレステロールはLDLコレステロールとHDLコレステロールがあり、LDLコレステロールが高くなると冠状心疾患などの病気のリスクが高くなり、悪玉といわれている。逆にHDLコレステロールは心血管に保護作用があるため、善玉と呼ばれている。
一日のコレステロールの摂取量が300mg前後であるのが体にもっとも良く、同時にリンやカルシウムが多く含まれている豆類、キノコ類なども積極的に摂取すると、コレステロールの血管壁の沈着を予防でき、血管の機能が維持できる。
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