満腹でガンリスク増

　東京医科歯科大学の研究チームは、最近、男性が食べ過ぎるとガンを抑制する遺伝因子の活動能力が低下して、ガンになるリスク増の可能性があると警告した。
　研究チームは５８名の胃ガン手術を受けた男性の飲食習慣を調査し、満腹まで食べる人と腹８分目しか食べない人と比べた。満腹まで食べる人の細胞ではメチル化反応が発生して、細胞が運動能力を失っていた。
　調査はまた、緑茶をよく飲み、キャベツを多く食べると、メチル化を抑制することができることも発見した。
　ただ、なぜ満腹になるまで食べると細胞がメチル化するのかということ、キャベツや緑茶がメチル化を抑制する理由などは、まだ未明である。

　

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