たまの飲酒が老年痴呆予防
最近の≪イギリス医学≫誌にフィンランドの研究者が、中年時のたまの飲酒は老年時になってからの知力の衰退を遅延する、という内容の論文を発表した。
フィンランドのストックホルム研究所の研究者アンティラのチームは、過去23年間で、1464名年齢65歳〜79歳の老人の中年時の飲酒習慣を調べた。中年時に全く酒を飲まなかった人と常に飲酒をしていた人は老年時の知力衰退の概率が同じく、中年時にたまに飲酒していた人の概率の2倍になっていたことが分かった。
研究チームはたまの飲酒の正確的な標準は得られなかったが、毎月一回しか飲酒しない人は知力衰退の発生率が他の人より少ないことを発見した。具体的な原因や解釈にまでは至っていない。
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