ココアが心臓病と脳卒中に有効
イギリスの研究者は、ココアが心臓病と脳卒中の治療に効果があることを確認した。
毎日一杯ココア飲料を飲むだけで、血液中の血小板の作用が抑えられ、血栓の形成を阻止でき、心臓病発生のリスクを減らすことができる。血栓が脳や心臓に至ると致命的な場合がある。この血栓の形成の鍵となるのが血小板である。
研究者は、ココアの中に含まれるイソフラボンという物質に注目し、冠性心疾患の発生を予防作用があるのではないかと考えた。ところが、その確認の実験中にココアの中からさらに血栓の形成を抑制する物質を発見したのである。この発見は心臓病と脳卒中の治療と予防の重要な突破を果たすと言われている。
ココアは熱帯常緑植物で、原産地は南アメリカで現在アフリカ、東南アジア、南アメリカで栽培されている。一本のココアの樹からは一年間に1〜2キロの乾いたココア豆しかとれない。チョコレートもココアが原料である。
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