鍼灸で脳卒中による半身不随を治療
香港大学中医薬学院は、鍼灸を脳卒中患者の半身不随治療に用い、90%の患者の症状が好転した。
同学院は、2000年から2005年までに、61名の脳卒中で半身不随になった患者に対して鍼灸で治療をし、15%の患者が完全に回復し、活動能力は普通の人と同程度になった。また、40%の患者の症状が好転し、ゆっくりではあるが行動ができるようになった。
同学院の周傑芳助教授は、鍼灸が脳血管に刺激を与え、血流量が増加することによって、血管の梗塞を消すなどの効果が得られたとし、発病から半年以内に鍼灸の治療を受けられれば、健康回復の可能性が高くなると語った。
鍼灸は脳を訓練し、脳神経を興奮させ、手、足を回復し、意識的な動きを可能とする。
脳卒中は高発病率、高後遺症率、高死亡率の病気で、回復率はきわめて低いである。
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