骨の脂肪が老衰促進

　アメリカの≪毎日健康≫によると、アメリカの医者は、老人の骨内の脂肪は加齢によって増加することを発見した。
　アメリカのルイジアナ州立大学パンニントン生物医学研究センターのジェーフリ・ジンボー医者は次のように語った。「人が生まれたときに、骨の中の脂肪はほとんど無く、指の骨にわずかな量あるだけだ。しかし、３０歳以降、半分以上の骨髄細胞は脂肪に変わる。また、加齢によって、ほとんどの骨髄細胞は最終的に脂肪に転化する。このため、骨の中の骨髄細胞が減り続け、脂肪が増える。」
　今回の研究では、骨の中の脂肪が増加する原因として、（？）骨髄の中の幹細胞が脂肪や骨髄に変わる際、骨粗鬆症の患者は体内の幹細胞は脂肪に変わりやすいため、骨の中の脂肪の含有量が多くなる事と、女性の閉経後に女性ホルモンの分泌量が減り、骨の中の脂肪量が増える事の二つが発見された。
　この発見により、研究者は人体内のタンパク質を利用して、幹細胞を要求通りに成長させ、骨髄を脂肪に変えらないにできることを発見している。

　

戻る

Copyright (C) Toujyou.com. All Rights Reserved