食べ物で痛み緩和
最新のアメリカの雑誌≪フィットネス≫は、ロスの栄養専門家ソサン・ラーク博士の論文を発表し、偏頭痛、生理痛、関節痛、胃痛、胃酸逆流などの症状を緩和する食べ物を紹介した。
偏頭痛
人体内のプロスタグランジンとホルモン類の化学物質が炎症と偏頭痛を引き起こす重要な原因である。高脂肪やω3の脂肪酸を含む魚、例えば、鮭、イワシ等は上述の化学物質の生成を抑え、症状を緩和する。逆に、ソーセージなどの加工肉類、または味の素、ワイン、チョコレート、レモンなどは、偏頭痛の発症の原因になり、食べない方がよいと言われる。
関節痛
イチゴ、オレンジ、キウイフルーツなどビタミンCが多く含まれている食べ物がよい。ビタミンCは関節の磨損を減らし、オセイン(骨質)の合成を行う。オセインは軟骨と骨格の重要な構成成分である。
生理痛
プロスタグランジンが人体の組織に入ると、子宮で反応性の痙攣が現れ、生理痛の重要な原因になる。高脂肪の魚や亜麻仁油に含まれているω3脂肪酸は、プロスタグランジンを抑制することができる。ソサン・ラーク博士は、生理痛の女性は、毎日亜麻仁油をパンに塗ったり、サラダに入れて食べる事を提案している。また、刺身や乳製品の中のアラキドン酸はプロスタグランジンを増加させて、痛みを引き起こすため、女性はなるべく食べないよう勧めている。
胃痛、胃酸逆流
胃痛の人がショウガを多く食べれば、食道底部の括約筋の収縮力が強くなって、胃酸の逆流を阻止できる。逆に高脂肪な食べ物例えばバター、肉などは食道底部の括約筋の収縮機能を抑え、辛いものや酸っぱいものは胃酸の逆流を引き起こすので、胃腸機能がよくないときにはなるべく食べないようにすべきだ。
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