液晶カラーモニターは目に疲労

　ドイツの研究機構の調査で液晶モニターは普通のモニターより、輻射を相当に減らしているが、輝度が強すぎるため、目を疲労させ、頭痛などの症状を引き起こす可能性があると示した。
　調査中、研究者は１０種の違う１９インチの液晶モニターを測定し、全てのモニターが輝度高すぎる問題があることを突き止めた。モニターの輝度は平方メートルに１００CD（発光強度の単位）程度から目に影響が出始める。今回測定されたモニターの発光強度はいずれも３００CDを越え、一部は４００〜５００CDにまで至っていた。
　パソコンの液晶モニターだけでなく、液晶テレビにもこの問題はある。液晶モニターは明瞭度を増やすため、輝度を上げる以外に、特別な技術を使い、モニターの表面にガラスがあるように加工し、色彩の対比度と飽和度を増やしている。しかし、これによりガラスように光線が反射をする。この光線が使用者の目を疲労させ、視力低下や頭痛などの問題も発生させる。
　そのため、専門家はモニターからは６０センチ以上離れ、モニターの輝度を低く調節し、モニター表面に目を保護する膜を張ることなどを提案している。

　

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