低脂肪食と乳房痛
カナダの研究者は、最近の実験から低脂肪食が女性の生理前期の乳房のはれや痛みを緩和すると指摘した。
実験は、5年間周期的に乳房の腫れや痛みがある女性19人に対して、平均年齢39歳の10人の患者には低脂肪食を与え、脂肪摂取量が総エネルギーの15%以内になるように抑え、炭水化物の摂取量を増やし、総エネルギーの必要量を満たすようにした。残りの平均年齢36歳の9人の患者には、普通の飲食指導しかしなかった。
両方の患者の飲食を毎日に詳しく記録し、実験開始と終了痔に、患者全員が医者の検査を受けた。6ヶ月後、低脂肪食の女性は生理前期の乳房の腫れや痛み、接触痛が明らかに軽減したが、低脂肪食をとらない女性の症状は全く変わらなかった。
研究者の分析では、低脂肪食は患者の血中脂肪の濃度を下げ、女性ホルモンの分泌を減少させる事が、症状の緩和と関係があるのではないかと考えている。
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