スキムミルクで子供が肥満
ロイター社が最近公表した研究報告によると、子供は牛乳を飲めば飲むほど肥満になり、特に脱脂乳は全脂乳より肥満を促進する。
この研究は1万2千人の9歳〜14歳の児童に対して行ったもので、牛乳を多く飲んだ児童の体重は飲む量の少ない児童より重いという結果が示された。
また、ハーバード大学の研究チームは、≪児童青少年医学文献≫に研究報告を掲載し、牛乳を多く飲む児童の体重は多く増加し、カロリーが増加したのがその原因であると指摘した。
225mlの全脂乳のカロリーは150キロで、同量の低脂肪牛乳は100キロカロリーあり、脱脂乳は85キロカロリーある。低脂肪の牛乳は大丈夫と思いこむ親が児童に飲料として低脂肪乳や脱脂乳を多く飲ませてしまいがちである。今回の研究では、牛乳に含まれた脂肪と体重が増えたことの関係性はないことから、低脂肪乳や脱脂乳にはあまり意味がないことがわかった。
ハーバード大学公共衛生学院のアオルト・ウェリト博士は、児童の基本的な飲料は水にすべきで、世界の多くの場所の児童は全く牛乳を飲まないが、彼らは成人後に健康な骨格を持っていると指摘した。
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