コンタクトで血糖値検査
5月14日≪新科学者≫誌は、アメリカの研究者がコンタクトで血糖値を検査する発明を報道した。
この発明はアメリカのマリラン大学蛍光とスペクトルセンターのクリス・ジェトス教授の研究で開発された血糖値を測定できるコンタクトである。このコンタクトは人体に非常に敏感で、極微少の血糖値の変化に反応する。
研究者は、コンタクトに適当な化学物質とボウ酸を加え、涙腺から分泌される湿気中に含まれている糖分と接触させることによって蛍光に光るようにした。コンタクト使用者は鏡によって、測定用の光を反射させ、フォトンを測量することによって血糖値を測定する。
このコンタクトは血糖値測定だけでなく、使用者の体内のナトリウム、カリウム、コレステロールなども測定できる。
ジェトス教授は、涙の中のブドウ糖水準は、血液中と比べると30分間程度遅れることがあるが、測定結果には影響がないと語った。多くの糖尿患者は血液検査を行う際、数時間の差があることもあり、これと比べればコンタクトの測定は便利で、ほぼ定時でできる。
現在、研究チームは変色コンタクトを開発している。この新しいコンタクトは血糖値の変化により、色が変わり、青、黄、オレンジ、赤の四色に分かれ、コンタクト使用者は直接色を見ることによって血糖値を知ることができるようになる。
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