塩の摂取量を減少する必要なし
オランダのウトラズ大学医学センターの最新研究では、塩の摂取量を減少する必要はなく、減少すると一部の人にとっては逆に危険になる可能性もあると示し、この研究の報告を今年の夏に発表する予定だ。
研究報告を行う心血管専門家ダイトリク・ゲロービは、もし、体内のナトリウムの摂取量が一定の水準を維持し、しかも食物から塩分を吸収しても、死亡率の実質の変化に影響はないと指摘した。
また、同氏は西洋人が飲食習慣で、一人一日平均16gの塩を摂取しており、塩の減量が健康に何の良いこともないことも指摘した。
この研究は、8000名の50歳以上の人を対象とし、一人一人の塩分摂取量を、毎晩の尿のサンプルから推算し、一ヶ月間の血圧と比べた。その結果、対象者の塩分摂取量が16g以下であると、血圧に対する影響がきわめて小さいことを発見した。しかし塩分摂取量がもし一日に21〜27gほどになると、心臓病の発作のリスクに 増やす事がある。
EUの生産メーカー組織のある会議で、一部の研究者が、塩の摂取量を減らすと妊婦や老人に対して危険になる可能性があるという指摘もされている。
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