易食研究所

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◇健康ニュース◇

 

ビニールで病気に


 イギリスの報道によると、アメリカの研究者は、普通に使用されているビニール食品包装袋に含有されている化学物質BPAが女性、特に妊娠女性の乳腺ガンのリスクを増やすことを発見した。この研究結果は、アメリカのマサチューセッツ州のある医学院の研究者が得たものだ。
 研究者は妊娠しているメスネズミに日常で人間がビニール袋に接する量に相当する一定量のBPAを与えた。ネズミがBPAを食べると乳腺組織の部分細胞の数が猛増し、密度が拡大しつづけた。(こういった細胞は乳腺ガンを養成する「温床」と言われる)
 また、ネズミの体内の天然防御物質で組織を保護する細胞が減少しつづけていたことも発見した。この細胞は元々、ガンを導く破損細胞を処理する機能を持ち、腫瘍の形成を予防するため、この細胞の数が減少すると、体内でガン細胞に侵害される可能性が増大するのだ。
 BPAの英語はbisphenolAであり、この化合物質はおしゃぶり、玩具、食品容器に使われている。この物質が赤ちゃんに性の早熟の影響を与えたり、胎児の不良反応や病気の元になったり、前立腺ガンのガン細胞の生長を促進するなどの作用もあると言われている。

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