適量の運動で卵巣ガン予防

　カナダ公共衛生局の研究では、適量の運動は女性の卵巣ガンの罹患率を減らす作用があることを発見した。
研究者は４４２名の卵巣ガン患者と、２１３５名の健康で生活状況が患者と似ている女性に対して調査を行った。調査結果は、運動水準が最も高い女性は卵巣ガンを患うリスクが明らかに減少し最高で３３％減っており、総運動水準が高い女性のリスクは平均して２７％減っていたことが示された。
　研究は、閉経前と閉経後の女性は卵巣ガンになるリスクがほとんど同じで、激しい運動は予防の効果がない結論も出た。この結論は、免疫と抗酸化系統の増強は肥満になるリスクを減らし、激しい運動は逆に免疫系統を抑制する原因となると解釈されている。
　

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