易食研究所

日本易食研究所　主宰　　　　　

◇健康ニュース◇

ビタミンＤでガン予防

　アメリカの研究者は、日光を浴びる事はガン予防の効果があることを発見した。報道によると、過去３ヶ月間にわたる４項目の研究で、ビタミンＤがリンパ腫瘍、前列腺ガン、肺ガン、皮膚ガンの予防に役立ち、結腸ガンの予防に最も効果があることが発見されたのだ。
　ビタミンＤの生成は、皮膚と日光中の紫外線との相互作用によるもので、飲食で取ることは難しいといわれている。以前の研究では、過剰な日光を浴びると、皮膚ガンを引き起こす可能性があると示されており、皮膚ガンで命を落とすことは少なくなってきている現在も、専門家は日光を浴びすぎないように呼びかけている。
　ところが、アメリカのガン研究協会は最近、カリフォルニアのアナハイムで開催された会議で、ハーバード大学医学と栄養学博士アイドカ・ジョウマンヌキが、日光を浴びると皮膚ガンを１例発症すると同時に、日光によって獲得されたビタミンＤによって３０例のガン死亡をを予防できるという研究成果を発表した。
　同氏は「データはきわめて注目すべきである」と語った。他の領域、栄養食品または別の要素には、ビタミンＤのように明らかにガン予防作用があるものは見つけられていない。
　アメリカガン協会の疫病専門家マイクル・トオンは、ビタミンＤには特定のガン予防と治療に作用があるという証拠があると語るが、ニューヨークのスロン・カイトリンガン研究所の皮膚科専門家アイロン・ハルペイオンは、たとえ証拠が増え注目されても、ビタミンＤの必要量の一番よい獲得方法は、日光とは別の違う方法であると紹介
した。
　体に必要なビタミンＤの量は、季節、地区、時間、皮膚の色及び他の要素によって決められるが、多くの人が十分なビタミンＤを得られていない。毎週、一回くらいは１５分間日光を浴びてもいいかもしれない。
　

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