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ウエストが大きい人は糖尿病になりやすい
最近刊行された≪イギリス医学雑誌≫に、スウェーデンのカロリン大学の研究者の研究結果が発表されている。スウェーデンの研究者は、２７４６名の１８～７２歳の人に対して、彼らの体重、身長、ウエスト、ヒップ、血液サンプルのインシュリンの感応の測定を行った。
その結果、研究者は、体重、身長、ヒップなどと比べ、ウエストが人体のインシュリン耐性の最も重要な目印であることを発見した。男女にかかわらず、ウエストが１００センチ以下であれば、インシュリン耐性がない可能性が高い。インシュリン耐性はⅡ型糖尿病と直接関係があり、有する人は、血糖値が正常より高くなる。こういった人は糖尿の症状が現れない。臨床では、インシュリン耐性をⅡ型糖尿病の前兆と考えている。
Ⅱ型糖尿病は、患者の体内で十分なインシュリンの産出ができなくなったり、合理的にインシュリンの利用ができなくなる。肥満がⅡ型糖尿病の主因である。
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