危険なインフルエンザウイルス処分へ
中国新聞ネットの報道によると、世界衛生機構(WHO)は、世界18ヶ国に発送されたH2N2というインフルエンザウイルスはすでにその三分の二が処分されたが、メキシコとレバノンへに発送されたウイルスのサンプルが行方不明になっていると表明した。
WHOは、なるべく早めにこのサンプルを処分し、ウイルスの拡散を防くことを期待している。
現時点では、12の国や地域がH2N2のサンプルを処分した。その中には、シンガポール、韓国、カナダ、香港と台湾が含まれている。
アメリカの病理学会は、昨年、誤ってH2N2のサンプルを世界の3747ヶ所の実験室に発送し、後に、カナダの実験室で発見された。
H2N2のサンプルで引き起こされるインフルエンザは、アジア風邪とも呼ばれ、1957年に、400万人の死者を出し、大流行したが、1968年に、いきなり消えてしまった。そのため、1968年以降に生まれた人は、このウイルスに対する免疫力を持っていない。
戻る
Copyright (C) Toujyou.com. All Rights Reserved
|