易食研究所

はじめに

体質分類

食物属性

健康調理法

宮廷養命秘方

民間秘方

薬膳料理

病気と飲食

食物美容

食物減肥

日本易食研究所 主宰      

◇健康ニュース◇

 

伝染病がガンを誘発


 フランスリヨンの国際ガン研究機構が、最近発表した報告によると、伝染病がガンを誘発する要素は無視できないもので、もし早めに伝染病の予防、発見と治療を行えば、世界で毎年ガンで死亡する患者のうち150万人の命が救えるかもしれない。
 国際ガン研究機構は、B型、C型肝炎ウイルス、幽門螺旋菌、乳頭腫ウイルス、EBウイルス、Tリンパ球白血病ウイルス、8型疱疹ウイルス、などによって引き起こされる伝染病は、ガンを誘発する可能性があり、気をつけなければならないと指摘した。
 同機構が配布した資料によると、世界でウイルスの感染によりB型とC型肝炎を患った者の中で、3〜5%の人が数年後に肝ガンになる可能性がある。現在、世界でB型肝炎の患者は3.5億人、また、世界の総人口の3%の人がC型ウイルスに感染する可能性がある。
 世界で少なくとも半分の人口は幽門螺旋菌に感染しており、この菌は長期の慢性炎症を引き起こし、こういった長期炎症の患者の1%は胃ガンになる可能性がある。
 乳頭腫ウイルスもガンを誘発する伝染性のウイルスで、女性が感染すると、子宮頚ガンを誘発する可能性がある。現在、世界で23万〜50万人の女性が子宮頚ガンを患い、乳腺ガンに続き、女性の高発率のガンとなっている。
 そのほかに、EBウイルスは鼻咽頭ガン或いはT細胞リンパガンを誘発し、Tリンパ球白血病ウイルスは白血病とリンパガンを誘発する。これらのウィルスの感染者は世界で1500〜2000万人いる。8型疱疹ウイルスはカポジー肉腫という皮膚ガンを誘発する。また、患者がエイズに感染して、免疫力がなくなると、8型疱疹ウイルスも発作がおきる可能性がある。

戻る


Copyright (C) Toujyou.com. All Rights Reserved