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◇健康ニュース◇

 

骨粗鬆症の研究に新しい道


 東京医科歯科大学教授野田政樹の研究チームは最近、骨を合成する骨芽細胞の中にある物質CIZが、骨の形成を妨害する作用があることを発見した。この妨害作用を抑えられれば、骨粗鬆症の治療の新しい方法の開発につながる。
 中国新華社の3月22日の報道に、CIZという骨芽細胞の中にある一種のタンパク質が故東大教授平井久丸によって発見された。野田教授の研究チームは遺伝子技術を使い、CIZを合成できないネズミを育て、普通のネズミと比べた。普通のネズミは生後8週間から骨量が減り始めるのに対し、CIZを合成できないネズミは、生後8週間経っても骨量が減らず、逆に骨量が普通のネズミより30%多くなった。
 骨粗鬆症は年を取ることにより、人体の骨格組織である骨が減ることによって起きる病症である。骨折、体型変形などの症状が現れる。現在の治療方法は骨の損害を抑えることが主流になっているが、多くの患者に対しては効果が薄い。野田教授は、もしCIZを抑える物質が見つかれば、骨粗鬆症を根本的に治療できる可能性があると考えている。

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