ビタミンEで心不全のリスク増
新華綱によると、カナダの最新研究では、心血管疾病と糖尿病の老人にビタミンEを服用しても、脳卒中、心筋梗塞、ガンなどの予防ができないだけではなく、逆に、彼らの心不全のリスクを増加させていることが示された。
カナダマイクマスタ大学が行ったこの研究は、数千人の55歳以上の糖尿病、心血管疾病の患者が関わった。研究者は、一部の患者に、7年間連続で毎日400ミリグラムのビタミンEを与え、他の人にはプラシーボを与えた。結果はビタミンEを服用した患者が心不全になるリスクは、プラシーボを服用した組の患者より13%高くなった。この研究結果は今月15日に、≪アメリカ医学会雑誌≫で発表された。
研究者は、ビタミンEは上述の特定の人たちに、効果がないだけでなく、健康に対して潜在的なリスクもあり、心血管疾病や糖尿の患者はビタミンEを服用してはいけないと指摘した。
今まで、多くの人々は、ビタミンEと他の抗酸化剤が老衰の遅延や健康長寿につながると信じてきた。しかし、多くの研究で、ビタミンEは人体の健康に利が少なく、弊が多いことが発見されているのだ。
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