易食研究所

はじめに

体質分類

食物属性

健康調理法

宮廷養命秘方

民間秘方

薬膳料理

病気と飲食

食物美容

食物減肥

日本易食研究所 主宰      

◇健康ニュース◇

 

伝染病のおかげでヨーロッパ人の一割がHIVに免疫力


 中国の≪競報≫によると、研究者は、中世期にヨーロッパで流行った致命的な伝染病によって、現在のヨーロッパ人の一割がHIVに対する免疫力がついたことを発見した。
 当時、伝染病のせいで人体の変異発生率を上昇した。この変異が白血球の表面のCCR5というタンパク質に影響を与え、HIVがこの細胞に入れなくなっていたのである。
 現代のヨーロッパ人の一割はこの変異をもつ。
 この伝染病とは、1347年〜1350年にヨーロッパで発生した黒死病である。この病気によりヨーロッパ人の4割が命を落とした。この当時は、2万人に一人の割合でしかCCR5遺伝子を持っている人はいなかった。後に、1660年のイギリスの別の伝染病が暴発し、変異の発生率はさらに増える。
 こういった変異遺伝子を持つ人は伝染病に対して免疫力があり、ウイルスの体内侵入を阻止できる。このことから、伝染病はウイルスが原因であると研究者は考えている。しかし、従来の認識では、伝染病はばい菌によって感染したと考えられるため、上述の理論は証明することが難しい。研究者は、昔の伝染病はネズミのノミがばい菌を人に移し、人から人へ伝染する際に爆発的に感染していると考え、この発見がエイズの治療の有力な手助けとなるのではないかと考えている。

戻る


Copyright (C) Toujyou.com. All Rights Reserved