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◇健康ニュース◇

 

心筋梗塞、薬物による新治療法


 新華綱によると、北アメリカとヨーロッパで行われた大規模な研究の結果、心筋梗塞の重体患者に標準薬物を投与すると同時に、抗凝血薬clopidogrelを加えると、患者の冠動脈の血液の流れが保たれ、死亡のリスクを低下する効果があることが明らかになった。
 フロリダ州のオーランドで、アメリカ心臓病学院会議に参加した研究者は、この新治療方案は、この十数年来の心筋梗塞治療の領域で最も大きな進展であると指摘した。
 専門家によれば、心筋梗塞の三分の一は、血栓が冠動脈を塞ぐことで引き起こされる。通常の場合、こういった患者はすぐ手術で動脈の血管を切開するか、血栓を溶かして新たな血栓の形成を予防する薬物を飲むかする必要がある。薬物治療の患者は血管造影で、血栓が消えたかどうかを確認し、手術する必要性を判断する。 しかし、四分の一の患者の冠動脈は再び塞ぎ、手術が間に合わず、心筋梗塞の二次発作を起こし、死亡のリスクを増えていた。
 この研究は3500名の心筋梗塞でひどく発作した患者に対して、標準薬物治療と同時に、半分近くの患者に対して抗凝血薬clopidogrelを加え、他の患者にはプラシーボを与えた。一週間後、プラシーボ組は21.7%の患者の動脈血管が依然ふさがれたままだったり、二次発作を起こし、一部の患者は死亡した。抗凝血薬clopidogrelを加えた患者で依然ふさがったままだったのは、15%であった。
 この研究をリードするアメリカポストン市ブライゲム婦人科病院のマーク氏は、上述の結果は、標準薬物治療に抗凝血薬clopidogrelを加えると、重体の心筋梗塞患者の死亡リスクが36%ほど低下することを示していると語った。

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