階段での運動、効果的
≪環球時報≫によると、オーストリアの最新の研究で、早足の下山は、血糖値を低下する効果があり、糖尿病及びそ合併症の予防に作用があることが発表された。研究者は肥満の人や体質虚弱の人が運動をするときに、早足で下山すると、驚くべき効果がえられると考えた。
オーストリアのフラルベーグ研究所のハインズ・ドレクスラ博士と同僚たちは、45人の運動をあまりしない健康者を説得し、4ヶ月間登山活動に参加させた。参加者は二つのチームに分かれ、毎週3〜5日間の活動を行った。一つのチームは山を登って、ロープウェイで下山し、もう一つチームはロープウェイで登山、歩いて下山させた。二ヶ月後には、交代させて続けて実験を行った。実験の真実性を保つため、博士の助手は参加者のロープウェイの乗車券も検証した。実験を開始する前、開始二ヶ月後に、全ての参加者の血中脂肪と血糖値を計り、変化を観測、比較した。また、実験期間中に、参加者の飲食習慣を変えさせないようにした。
実験結果から、早足の下山は血糖値の低下させ、登山は効果がなかったことが判明した。ただ、登山と下山は共にLDL(悪玉)の低下に効果がある。登山が血中脂肪を、下山が血糖値を低下させる原因は未だ不明で、博士は、登山は作動筋に働き、下山は制動筋に働くことと関係あると考えている。
また、この研究結果は都市に住む肥満者と糖尿病患者によい便りであると伝えた。
アメリカの研究者は、階段の上り下りも、登山と下山と同じように血中脂肪や血糖を低下する効果があると語った。
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