男性喫煙者の妻、脳卒中のリスク

　≪競報≫によると、アメリカの研究者は、男性の喫煙者をもつ妻は他の女性と比べて、脳卒中になりやすいことを発見した。アメリカのテネシー州ファンドビルド大学の研究者は、多くの証拠から、常にたばこの煙の中にいると、心血管疾病になりやすいと指摘した。彼らは上海の６０３７７人の女性に対して調査を行い、彼女たちの夫の喫煙習慣と彼女たちの脳卒中状況を調べた。
　被調査者の年齢は４０歳から７０歳で、うち３２２８７人の夫は喫煙者であり、５１０８人の夫はかつて喫煙者であった。彼女らのうち、５２６人が脳卒中を患った。喫煙者の妻の脳卒中の発生率は喫煙しない男性の妻より４７％高く、たばこをやめた男性の妻の罹患率は高くない。
　男性の喫煙の数が多ければ多いほど、その妻の脳卒中の可能性が高くなり、夫の喫煙により、妻の脳卒中罹患率は喫煙しない男性の妻より２８％〜６２％増え、それは夫の喫煙期間の長さと正比例している。

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