易食研究所

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日本易食研究所 主宰      

◇健康ニュース◇

 

赤身肉しか取らない人、要注意


 イギリスのマンチェスター大学の最新研究成果が、昨年12月の≪関節炎と慢性関節リウマチ≫雑誌に発表されている。この研究は、赤身を食べ過ぎると、慢性関節リウマチを引き起こしやすいことを証明した。研究は、ヨーロッパに住んでいる年齢45〜70歳の2万5千人の男女を調査し、その中の88名の慢性関節リウマチの患者と176名の正常者とを比べた。研究では、この2組の人が一週間に摂取した食べ物と栄養成分を記録し、その分析結果、赤身を食べる人は慢性関節リウマチの発生率が他の人の2倍に上った。また、こういった患者は喫煙したことがあり、ビタミンCが含まれる食べ物の摂取量が低い。
 研究はまた、各種タンパク質を過食すると、肉類か植物類かに関係なく、発病率が上昇する可能性が高いことも発見した。ただ、脂肪の摂取、例えば良くない飽和脂肪酸でも、リスクはない。
 研究者は、肉食の中にはコラーゲンの含有量が高く、人体がこれに対して反応を起こして、コラーゲン抗体を産出し、その結果慢性関節リウマチを発生させたのか、肉類を加工する時の添加物や病原体が発生させたのか、未だに明確な証拠はないと述べた。
 また、常にハンバーガーやステーキを食べる人は慢性関節リウマチの発生がしやすいが、これは遺伝要素、喫煙、ビタミンCの摂取にも関係があり、正しい飲食と生活習慣は、健康を助けると指摘した。

 

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