飲食欧米化で大腸ガンのリスク増
中央社によると、タイは欧米の影響を受け、国民の飲食が段々欧米化になったことで、大腸ガンの症例の増加へとつながった。バンコクシリラ病院の医者アサーダ氏は、大腸ガンの増加の勢いに警戒しなければならないと警告した。
統計によると、大腸ガンは、タイの男性が患うガンの第二位に上り、ガン患者の1割が大腸ガンである。また、女性のガン患者の患っているガンでも第三位を占め、6%に達している。
シリラ病院は毎日3〜400名の大腸ガン患者を収容し、ほぼ毎日大腸ガンの手術を行っている。
遺伝的な問題が大腸ガンの原因であると言われているが、アサーダ医師は、飲食習慣の変化、特に欧米風の飲食習慣が、大腸ガンが増加する原因の一つとなっていることを指摘した。タイの国民は大量の肉類や脂肪類食品を摂取しているため、大腸の働きに大きな負担になっていることも、大腸ガンが増えている原因と言われている。
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