スパゲッティの原料に米
中央社は、2月14日に、タイのソラナニ大学食品科学技術教授マノートの研究でタイ米でスパゲッティが作られ、弾性がよく、アレルギーの予防にも効果があることを報じた。
マノート教授は、普段、コメ類で作った麺の弾性は、コムギと比べると良くないが、コムギに含まれているグルテンタンパクは、一部の人にとってアレルギーを発生させる原因となる。しかし、コメ類の物にはこういう心配がないと述べた。
近年来、コムギ類の食品による、グルテンタンパクアレルギーの発生者はだんだん多くなっており、発生率は世界の総人口の1%に及んでいる。そのため、マノート教授はコメ類をコムギの代わりに、スパゲッティの原料とする研究を始めた。研究により、マノート教授はコメ類の構造を調整する方法を見つけ、コメ類に強い弾性を与え、それによって、米を原料とするスパゲッティを開発した。この研究は三年かかり、今後、米製のスパゲッティの商業価値が期待される。マノート教授は特許の申請の準備を始めており、将来、コメ類を原料とするアレルギーの問題がないスパゲッティが期待できるだろう。
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