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◇健康ニュース◇

 

ジュースで児童が肥満


 アメリカAP通信社は、アメリカの研究で、甘い飲料、天然のジュースやジュース味の加糖飲料などは、肥満のある幼児をさらに太らせることがわかったこと、と報じた。
 アメリカ疾病管制と予防センターの研究員ウェルサ氏によると、果汁は幼児を肥満にしている主な原因であることは間違いないと語る。彼の研究は3〜4歳の幼児を対象としており、もし肥満の傾向がある場合に、一日に一、二回のジュースを飲んでもらうものだったが、一年後、体の肥満になる可能性が倍に増えたという。ただし、体重が正常な児童には影響が小さい。ウェルサ氏は一万戸の貧しい家庭の子供を調査対象にし、果汁の、正常体重の児童、肥満になりそうな児童、すでに肥満である児童に対する影響を分析した。
 ウェルサ氏は彼らの一年間の身長、体重の変化を比べ、この一年間の最初の4週間の飲食習慣を分析した。研究結果から、果汁、加糖果汁味飲料とソーダ水などの飲料が、全ての児童に肥満を与えたことがわかった。ただし、体重が正常な児童に対する影響が小さいものだった。アメリカの小児科医学会は、幼児が毎日飲む果汁は、120ml〜180mlに抑えた方がよいと提案している。
 シカゴのある幼児園は、園児の5人に1人が肥満であったことから、昨年から園児が果汁を飲むことを停止した。
 一般的な考えでは、果汁の中にはビタミンが含まれている。しかし、栄養学者は果物をそのまま食べたほうが良く、ジュースは良くないと勧めている。

 

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