易食研究所

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◇健康ニュース◇

 

兄弟がいると、病気になるリスク減


 オーストラリアの研究によると、兄弟の間で、6歳以前に互いにウイルスを伝染しあったことがあると、免疫機能が強化され、多発性硬化症の予防となることがわかった。
 多発性硬化症は、免疫系統の疾病で、免疫系統が正常細胞を攻撃してしまう病気である。
 この研究結果はオーストラリアのタスマニア州ホバド研究所のアンナ・ルイス・マンディス研究チームが、最新の≪アメリカ医学会雑誌≫に発表したものだ。
 研究は幼い頃の感染と成年後のアレルギーと自身免疫性疾病の関係を解明する事を目的としていた。研究者は136名の多発性硬化症患者と272名の健康者とを比べ、幼児時代、兄弟と5年間以上一緒に暮らし、接触が頻繁であった人は、多発性硬化症の発生率が88%低く、1〜3年間接触した人は発生率が43%減少していたことを発見した。
 幼児期の兄弟の生活は単球増加症の発病率を減らす可能性もあり、EBウイルスに感染した後に免疫の過激反応を避けることもある。成人の単球増加症の原因はEBウイルスの感染で、青春期と成人になるとき、この種のウイルスに感染したことがなければ、人生の後半にこの病気をなる可能性がある。
 研究者は、2歳以上の子供は同じウイルス(EBウイルス含む)に感染し、病原体が兄弟間で感染することにより児童の免疫系統の発育を刺激すると考えている。
 

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