ペルーでコウモリが児童襲撃、12人死亡
最近、ペルーで吸血コウモリが人を襲う事件が発生した。2300人の住民が噛まれて怪我、12名の子供が死亡した。ペルー政府、WTOはこのことを注意し、緊急にワクチンを地元に搬送した。
2月3日のAFP通信社の報道によると、今回のコウモリの襲撃事件は、ペルーの首都リマから860キロ離れた、カントカンキ州に発生した。
地元の衛生部門の役人は、「昨年9月から、今年1月に、約2300名住民が吸血コウモリに噛まれ、けがを負った。そのうち、子供が300人いる。吸血コウモリは狂犬病のウィルスをもち、少なくとも12名の子供が感染し、死亡した。死亡した子供はいずれも6歳未満である。」と報告した。
カントカンキ州はペルーのへんぴな地区にあり、地元の人は現代医学をほとんど信用せず、コウモリに噛まれて怪我をしても、病院に行かず、狂犬病のワクチンの注射を強く拒否しており、それが12名の子供の死因の一つとなった。
ペルー衛生部は、この地区を緊急状態地域と指定し、大量の狂犬病ワクチンを運送し、地元の人々に注射を受けるよう説得している。国連児童基金会、WTOも援助を提供する予定である。
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