肥満の老年女性、白血病のリスク
アメリカのミネソタ大学のガンセンターの研究者が4万名以上の55歳から69歳の女性に対して行った調査の結果、肥満の老人の急性骨髄球性白血病の生存率はきわめて低く、また、老人女性の30%が肥満から白血病を発症したと指摘した。
この調査は1986年に健康と生活方式をアンケートで調査し、その後、15年間かけて追跡調査が行われた。期間中、74名の女性が急性骨髄球性白血病を発症し、88人は慢性リンパ細胞性白血病になった。正常な体重の女性と比べると、肥満者の発症リスクは140%増しで、正常体重を超過した人は90%増のリスクを抱えていることになるという結果が出てきた。
研究者は、肥満と急性骨髄球性白血病は、ホルモンの変化と関係があるかもしれず、原因にかかわらず、減肥は白血病やガンの予防となると述べた。
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