易食研究所

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日本易食研究所 主宰      

◇健康ニュース◇


長期間、畜肉と加工肉類を食べると結腸ガンと直腸ガンのリスク増


 最新の≪アメリカ医学会雑誌≫は、ある研究結果を発表した。この研究結果はマイク・ドフン博士及び同僚たちとアメリカ癌学会の合作で、平均年齢63歳の148610人を対象に、彼らの飲食、運動、病歴、生活習慣などについて、1982年、1992年〜1993年の二回にわたって、アンケート調査とその後の追跡調査を行った結果である。
 2001年、研究者たちは1667例の結腸直腸ガンの新たな発病例を発見した。それによると肉類と加工肉類を最も多く摂取した被調査者は、結腸、直腸ガンの発病可能性が、最も少ない摂取者と比べて50%高いであることが分かった。また、長期間、家禽と魚類を摂取した被調査者の結腸ガンの発病の可能性は25%低く、直腸ガンの発病可能性とは無関係であった。
 同時に公表されたもう一つの研究結果では、ヨーロッパの研究者が、大量の野菜と果物を食用しても、乳腺ガンの予防には効果がないことを発見した。これはオランダのウトラズ大学医学センターのビト・ピスド教授らが、ヨーロッパの八カ国の20代から70代の28.5万人の女性のデータに対して行った分析である。ピスド教授の研究チームは、追跡調査に、平均5.4年間かけ、被調査者のうち、3659例の拡散性乳腺ガンが発見された。一部の女性は果物と野菜の摂取量が他の女性の2〜3倍もあったが、発ガンのリスクは変わらなかった。
 ハーバード大学公衆健康学院のオルト・ウェリド博士は、野菜と果物は乳腺ガンに対して良い結果がないが、以前の研究から、野菜と果物は血圧を低下させ、心血管疾患のリスクを低下させる事には直接の関係かあると指摘した。また、畜肉と結腸、直腸ガンの関係があるため、なるべく牛肉や羊肉、加工肉類の摂取を減らし、最大限、結腸、直腸ガンの発病可能性を抑えるよう述べた。
 

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