中医薬、年内に世界文化遺産申請
　

　中国人民日報の報道によると、中国国家中医薬管理局は、中国の伝統である中医薬文化を保護するため、国連のユネスコに中医薬の世界文化遺産を申請する用意があることを公表した。
　国家中医薬管理局国際合作司の責任者は、現在、中医薬管理局は教育部、文化部、衛生部と共同で、文化遺産の申請の準備を行い、申請書類の初稿はすでに完成し、推敲をを終えたら、今年中にユネスコに申請を提出する予定すると明言した。申請予定の中医薬は中医、中薬、民族医薬などの内容を含み、非物質文化遺産へと申請する。
　中医薬は中華民族の伝統文化であり、国際影響力が拡大し続けており、２００４年末には、中国はすでにアメリカ、カナダ、フランス、イギリス、ドイツなど５１カ国と中医薬の項目を含む衛生合作協議を結んだ。また、ノルウェー、アイルランドなどの国と１７個の中医薬合作協議も結んだ。不完全ながら、ある統計によると、現在世界１３０カ国に、中医医療機構は５万カ所、鍼灸師は１０万人、登録されている中医師は２万人おり、毎年、約３０％の地元住民、７０％以上の華僑が中医薬の治療、保健を受けている。
　

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