カナダに新たな牛海綿状脳症（ＢＳＥ）陽性牛を確認

　１月２日、カナダ政府は二例目の牛海綿状脳症（ＢＳＥ）陽性牛を確認したことを認めた。カナダ食品検査署によると、実験室の最終検査で、アルパクト州の１０歳の牛が牛海綿状脳症（ＢＳＥ）の検査結果が陽性であり、カナダに発見された第二例目の牛海綿状脳症（ＢＳＥ）陽性牛になった。ただし、この牛は食用として流通にはいっていなかったため、公共衛生上の問題はないという。カナダの食品検査署は感染源について調査を進めている。
　２００３年５月に、カナダ本土では初めて牛海綿状脳症（ＢＳＥ）陽性牛が発見された。アメリカなどの国はカナダの牛と牛肉の輸入を禁止し、今まで、カナダの経済に４２億米ドルの損失を与えている。
　

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