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2021年の運勢予測(一)


2021年の干支は辛丑である。

占いでは、毎年の立春より、新しい一年が始まる。干支辛丑年の立春は2021年2月日の2259分(四柱推命発祥地の中国での時間、日本時間は2月4日の2359分)で、そのときから、旧暦では庚子年から辛丑年になる。

2021の立春の日は、辛丑年の一年の象徴で、その一年(2021年2月日の2359分から2022年2月3日の24時まで)の運勢を物語る。

それに基づいて計算される四柱は下記の通りである。

年柱 月柱 日柱 時柱

辛丑 庚寅 壬午 辛亥

四柱から見れば、天干の辛、庚は五行の金に属し、壬は水に属す。地支の土で、寅で、午は火で、亥は水に属する。

今年の四柱に五行の水木火土はすべてそろっている。ただし、金が三つで、一強独大、水は二つがあり、そのほかは一つずつである。全体に見れば、五行はそろっているが、強弱のバランスは崩れている。

その中に最も強いため、剋すことになるが、土から生じることにもなる。そのため、金がさらに強くなるだろう。

金はもともと水を生じ、そのため、土の力が、水を克せる力が緩め、土と水を仲良くにさせる。

五行の相生相克の規則により、2021年には、金が最も強く、その次に水で、続いている順は土、火、木である。

この年の情勢を予測する前に、まず、昨年に全世界を巻き込まれたコロナのことを話す。

中国の武漢から始め、全世界に驚かせ、しかも、百数十万人の死者、数千万人の感染者を出したコロナ禍は、疫病として発生した。

昨年の予測に、確かに中国に疫病が発生すると言ったが、現状のように広がることは予想外である。これは世界現代医学の弱さを露呈され、一年間に過ぎても、抑制できず、さらなるひどくなることになった。そして、中国に関する予測に、この疫病は今年に続けるとなっているようだ。

換言すれば、しばらくの間に、コロナの終息はできなく、例えばワクチンができても、コロナ禍が完全に抑えることはまだできないだろう。しかも、人に疫病がなるだけではなく、家畜にも様々な疫病になることは今年の特徴である。

但し、今年の後半になると、少しずつは落ち着く。

昨年と違い、欧米各国のコロナに対する無策の状態は一転され、強い追い風に乗せられるはずだろう。

まず、アメリカの選出される新な大統領バイデン氏が1月に就任により、今までの選挙により分断されそうなアメリカを再びまとめするように呼びかけ、強いアメリカを目指して船出することになる。

アメリカが依然世界の最強国であることを示すため、バイデン氏は中国やロシアに、妥協ではなく、さらなる強硬な姿勢を示すことになる。

欧州もEU連盟にも、アメリカに呼応し、連動することになる。特に中国に対して、容赦なくの姿勢を見せられる。

それに対して、ロシアが中国と連携し、両極対抗のバランスをとり、崩されないようにさせる。その結果、欧米の攻勢は空振りになる。

一方、日本には、五輪の開催に懸命だが、結果は予想通りにならず、開催でも、中止でも、好評がもらえず、どちらにも得にならなく、重い負担になるだけ。

この年の世界情勢の特徴は、欧米の諸国が今までの弱まりを一転させ、強くなるだろう。

 

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