開封市

開封市は中国七つの古都のひとつである。
戦国の魏、五代、北宋、金の都になった。(水+卞)梁、(水+卞)京とも名を付けられた。
開封は河南省の中部にあり、亜熱帯半湿潤季節風気候に属し、
冬は乾燥していて寒く、春は日照りで砂風が強く、夏は多雨で暑く、秋は晴れで日照りが多い。
気温は1月-3度〜3度、7月24度〜29度である。

開封の文化遺跡は相国寺、龍亭、鉄塔、繁塔、禹王台等がある。

相国寺

相国寺は中国著名な仏教寺院であり、北斉天保6年(紀元555年)に建てられ、総面積は30ヘクタールである。
北宋時代に、相国寺には64個の禅、律院があり、千人以上の僧がいた。当時の都の最大の寺院と仏教活動中心であった。
「水滸伝」のなかにも相国寺で魯智深が柳を抜き、林沖と義兄弟を結ぶ物語等がある。
後に、戦争と水患のため毀損され、清代康熈十年(紀元1671年)に再建された。
現在、相国寺には天王殿、大雄宝殿、八角琉璃殿、蔵経楼、鐘鼓楼、千手千眼仏殿などがあり、大変壮観である。

 

開封文化祭

 

相国寺

 

包公祠

包公祠

包公祠は宋代風格の古建築であり、1ヘクタールの面積がある。主な建築は大殿、二殿、東西脇殿、回廊、碑亭などである。
大殿は重さ2.5トンの包公銅像があり、二殿に包公の詩、書道真跡、開封府題名記碑などが展示され、
東西脇殿は包公に関する民間伝説の物語を図像で展示している。

 

清明上河図

 

開封名物としては、(水+卞)繍、(水+卞)緞子、ピーナッツが有名である。

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