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庭園

成都      杜甫草堂

 

杜甫は中国唐代の著名な詩人であり、「詩聖」と称されている。

杜甫草堂は杜甫の旧居であり、成都市西側の郊外にある。

杜甫はここに4年近く暮らし、240篇の詩を作った。名詩「茅屋為秋風所破歌」「春夜喜雨」はここで書いたものである。

北宋以来、杜甫を記念するため、彼の旧居に庭園が建てられ彼を祭っている。

当時杜甫に暮らした草堂はすでに無くなり、現在の草堂は杜甫を記念するため作った優美な庭園である。

杜甫草堂は渓流に囲まれ、竹と樹木の緑が茂り、台、池、閣などが花と緑の間に見え隠れする特色がある庭園である。

正殿に水墨画の草堂全景絵と杜甫の生涯の紹介が陳列されている。

「詩史堂」の真ん中には杜甫の詩を詠う時の姿の彫刻を飾られ、

周辺の壁、柱には歴代の石刻の杜甫像の拓片、版画、杜甫を記念する対句等が飾られている。

両側の陳列室には近代書道家、画家たちの書道と「杜甫詩情の絵」等が展示されている。

「工部祠」に杜甫が彩色した土偶があり、また、明、清の石刻像と二つの「少陵草堂図」の碑刻がある。

「工部祠」の左には「草堂書屋」、右には「恰愛航軒」があり、

その中で宋代以来の各時期の杜甫の作品の木版印刷の書籍と各種外国語の翻訳本を陳列している。

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