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蘇州四大名園 拙政園 留園 獅子林 滄浪亭
拙政園
蘇州庭園の代表作とも言われ、他の庭園と一緒にユネスコの世界文化遺産に登録されている。
これは明代の正徳年間に建てられた。
拙政園は東園、中園、西園の三部に分けられている。。
東西部は小川が曲がりくねっていて、水辺に亭、閣が建てられている。 主体建築の鴛鴦庁は、当時の園主の宴会場として使われ、賓客を招待し、 音楽を聴いたり、酒を飲んだりする所であった。 晴れの日に室内からブルーのガラスを透して見ると、室外の景色は雪景色のようにみえる。 園内の「与誰同坐軒」は扇子形の亭である。 園は小山と池が交互し、林香館、藍雪堂等建築が点在している。 |
中園は拙政園の精華な部分である。全体の配置は池を中心として、
亭、台、楼、閣が全部水辺或いは水中に建てられている。江南水郷の特色がある。
主体建築の遠香堂は池の南にあり、二つの山島と池を隔てて向き合っている。
池の水は澄みきって、蓮がたくさん浮いている。山島のなかは並木がいっぱいで、
各山島には亭が建てられ、西の亭は雪香雲蔚亭の名を持ち、東の亭は待霜亭という。
水辺には藤が蔓延し、両島には橋が架けられている。季節によって、景色が変わる。
遠香堂西の倚玉軒は船形の香洲と向き合い、北の荷風四面亭と三角を成し、
どこにいても蓮の観賞が出来る。倚玉軒の西の一つの水流は南部の住宅まで流れている。
ここにある三軒の「小滄浪」という水上閣が北側の廊下橋により、
ここだけ分離されていて、静寂の水院を構成する。香洲はちょうどこの両側にある。
拙政園の中園は蓮の池を中心に配置され、遠香堂は主体建築で、池のなかの二つ島
が主な景色である。他の建築は池に臨み、遠香堂を向いている。
留園
留園は蘇州の(門昌)門外にある。
元は明代の徐時泰の東園であり、清代に劉蓉峰に属され、寒碧山荘と改名され、俗に劉園と呼ばれた。
後に、盛旭人の手に渡り、留園と改称された。
留園の面積は2ヘクタールで、池を中心として、池の南側の涵碧山房と明瑟楼が主要な建築でここから景色を眺める。
池の北側に築山と小さな亭があり、柳からちらちらと見ることが出来る。
池の西側の築山の上にある「聞木(木犀)香軒」は全園の景色を見下ろすことが出来る最高の場所であり、また、長廊下で各所と繋がっている。
東区は曲院と曲がり廊下が特徴であり、林泉(老日)碩之館、冠雲台、冠雲楼を囲んで、庭になる。
池の後ろ側に三つの石山があり、真中のは冠雲峰といい、両側に瑞雲峰、岫雲峰を従えている。
西区は庭園の最も高い場所である。