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蘇州四大名園 拙政園 留園 獅子林 滄浪亭
蘇州
蘇州は中国著名の歴史文化名城であり、山水が優れて美しく、
古典の庭園があでやかであることは世に知られていて、東方のベニスとも呼ばれる。
庭園は中国の十大風景名勝の一つである。
蘇州は川が多く、太湖に臨み、水路がとても発達している。
太湖は太湖石の産地であり、この石は精巧な築山に適する。
古代の蘇州は文人達が好んだ都市であり、また、一部の官僚、地主と文人学士は
「賑やかな都市に山林の面白み」を追求するため、蘇州の庭園の発展に促進した。
蘇州市内の庭園はたくさんあるが、配置、構造、風格などは自らの芸術特色を持っている。
とくに、蘇州四大古典庭園と称される滄浪亭、獅子林、拙政園と留園はそれぞれ宋、元、明、清の時代の芸術風格を代表している。
滄浪亭
蘇州城南の三元坊内にある。これは宋代の蘇子美が作った庭園であり、蘇州で最も古い名庭園である。
滄浪亭の造園芸術は普通と違い、園門をくぐる前から、緑水が曲がりくねって、柳が風になびく景色が見える。
園内には、池の回りに山石が高くそびえ、長廊下は延々と帯の如く続いている。
廊下にある飾り模様の窓は園内外の山水を一体にする。
園内は山が主体であり、古木が天に届くように立ち、有名な滄浪亭は山頂に隠れている。
南側の明道堂は園内最大の建物であり、壁に三つの宋代碑文の石刻拓片が飾られている。
それは天文図、宋輿図(乗り物)、と宋平江図(蘇州城地図)である。
五百名賢祠のなかに、五百以上の人物の平面彫刻石像がはめられている。
園の南西側に築山と石洞窟があり、「印心石屋」と名付られている。
山の上には小さな楼があり、楼に上ると蘇州の風景が一望できる。
獅子林
蘇州城東の北婁門内園林路にある。これは元代庭園の代表作である。 獅子林はもともと菩提正宗寺の裏庭であり、太湖石で精妙に積みかさねられたもので、 大勢な石の形は獅子に似ていたため、その名を得た。 築山は迷路のような作りで目と鼻の先の場所にもなかなか行けない。 山路に従って行かなければ出ることも出来ない。獅子林は寺院の裏庭であるが、この築山は佛の象徴といわれ、 一般の築山と違い、迷宮のような洞窟は佛の神通力が無限であることを示していると言われている。 園内に「燕誉堂」、「臥雲室」、「問梅閣」、「真趣亭」等の建築があり、 また、長廊下は園内の四方に繋がり、廊下の壁に名家の書道作品の石刻を納められている。 |