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2011年の運勢予測(二)


経済面から見れば、この一年は、浮いている金があふれるような年に見える。チャンスを捕まえ、この金を手に入れやすいかもしれないが、金が確実に自分の物になり、逃げないようになるまで、頑張らなければならない。金を手に入れやすい反面、流れ出すのも容易になるのである。

金の年であるため、世界範囲で金がよく流動し、株や金利などが上がり、景気も回復する年になる。同時に、インフレが進み、庶民の生活を直撃する形になる。これが起因で、国民が不満を感じやすく、官民の対立は激しくなり、政局の不安に繋がる可能性が高い。国民の不安を解消する為に、ナショナリズムを煽る手法が東西諸国に増えそうだ。

2011年は日本にとっては、東側と西側に板挟みになり、何もできない一年になる。

東北に位置する日本は、西側の欧米への対応に苦慮し、金が流失して、得るものは少ない。その見返りには、数年間必要だ。

一方、東側の国には攻められ、対応に窮する。その局面を簡単に転じることはできず、受動のままで、力の発揮もできず、辛抱する一年になる。

東西両方はいずれも日本に求めるものがあるため、日本に圧力をかけ、自分の利益を最大限に増やすだろう。

日本の打開策は、オーストラリア、南アフリカ、ブラジルなどの国との提携により、第3極をつくり、西側と東側の挟間から脱出することである。こういった国は、いずれも日本の仲間になり、日本を幇助する事ができる。これをもって、東西側との交渉は有利になる。

もう一つ不思議なこととして、日本の現政権はなんとなく維持できる可能性が強い。菅内閣はいくら窮地に陥っても、倒れず、衆院解散もしないだろう。

今年は、南北の方位が凶になり、東西の方位が吉だろう。但し、西のほうは歳破になっているため、米ドルの乱高下が現れ、注意する必要がある。逆に、東の方位は太歳に占められ、行動に気をつければ、無難である。

自然の状況を見れば、今年は雨が少なく、旱魃の発生が多くなるおそれがあり、農作物に影響を与える。また、地震、事故も多く発生する年になる。

今年強運の人は、戌(いぬ)、未(ひつじ)、亥(いのしし)の人で、幸運に恵まれるチャンスが多くなる。

一方、運勢の低い人は、酉(とり)、申(さる)の人である。事故、散財などの不運が置きやすく、十分に注意しよう。

良い一年になるように精一杯尽くしていくことが大切となる。

 

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