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日本易食研究所 主宰 |
◇健康ニュース◇ |
高果糖飲食は腫瘍の仲間
最近、<ネーチャー>誌に発表された研究は、動物実験より、高果糖飲食は黒色腫、乳腺がんと子宮頸がんを悪化させる可能性があると示した。 糖類は動物の細胞生長代謝に養分を提供する。同時に腫瘍細胞にも利用ができる。研究チームは、腫瘍を患う動物に果糖を豊かに含まれる餌を与え、結果は腫瘍の生長が加速され、一部は二倍以上にもなる。但し、実験動物の体重、空腹血糖値とインシュリンの水準は変わらない。 また、研究チームは、がん細胞に直接果糖を与えると、なんの効果もなかった。これはがん細胞は直接果糖の代謝ができないと表明した。さらに進めた研究で、動物の肝臓細胞は果糖を代謝させ、リゾポスファチジルコリンに変化、それは細胞膜の重要な成分であり、がん細胞は快速的にこういった脂質の吸収ができ、増殖目的に達する。 実際、果物の中に含まれている果糖は含有量は高くなく、果物の含まれる食物繊維は、果糖にブドウ糖を代謝させることもでき、健康に問題はならない。問題は加工食品の中に大量の果糖を含まれるコンシロップで、例えばあめ、ケーキ、炭酸飲料に含有量が多く、現代人は、果糖の摂取は前の世紀の60年代より15倍にも増えている。従って、大量の疾患も発生されている。
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